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Lancetに寄稿された、COVID-19下の緊急歯科治療

COVID-19パンデミック下における緊急歯科治療について

原文 https://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736(20)30806-0.pdf

パンデミックの初期段階では、

ワクチンがまだ開発されておらず、

個人用保護具(personal protective equipment以下、PPE)が

疾病管理において主要な役割を果たす。

ドリルや超音波装置を使用する歯科および口腔外科手術では、

エアロゾル放出する。したがって、通常の歯科治療は

英国を含むいくつかの国ではウイルス感染を減らすため延期されている。

 

早急に適切なPPEを整備した組織的な緊急歯科チームをつくる必要があり、

チームにより歯科治療が提供される必要があります。

 組織的な緊急歯科チームを整備することによりPPEの緊急の治療に対する初期の在庫不足と流通課題を解決することができる

時代にあわせた大規模な

歯科治療サービスの再構成は大変困難です。

 

早期の歯科的急性症状を管理することは、

救急病院や、大きな病院に入院を避けるために重要です。

 

一つ注意すべきは、一般的な歯科治療を避けることで、

気道閉塞を引き起こすような急性歯科感染症が増えて

ICUや、大きな病院に入院することです。

 

大きな腫脹をともなう患者は、生命を脅かす緊急性があるので、

大きな病院のキャパシティを減らします。

 

そのような患者には、歯を保存的にレスキューするよりも病原の歯を抜歯することが

優先されるべきで、口腔外科専門医から情報を得て,適切に開業医でフォローすべきです。

 

このアプローチには抗菌薬の適正使用を含む多くのベネフィットがありますが、

一般的な診療からは異なった治療法の選択となるので、患者とよく話し合う必要があります。

 

どの治療法を実施するのかの決定は、適正な患者さんとのコンサルテーションによってなされるべきです。

 

臨床医は、もし適切であれば、デジタル(ビデオ電話など)で、患者さんの安全確保と、最小源で患者さんとコンタクトをとるためにフォローしたいと願います、

 

歯科医療従事者に対するCOVID-19の検査は、大きな病院で働く医療従事者とおなじ優先度で実施されるべきです。

 

歯科医療従事者のCOVID-19が陽性になるリスクと、歯科的救急処置に来院した潜在性の感染者数を低く見積もってはいけない。

 

ウィルスの拡大を考慮にいれた積極的な予防策をプロトコールとして確立される必要がある。

 

*Manas Dave, Noha Seoudi, Paul Coulthard

 

manas.dave@postgrad.manchester.ac.uk University of Manchester, Manchester M13 9PL, UK (MD); and Queen Mary University of London, London, UK (NS, PC)

 

ABOUT ME
歯医者の開業医
都内の歯医者。開業して4年たちました。 歯科大学卒業後、口腔外科で研修し、矯正科大学院。 診療の実践勉強と開業の実践勉強は、矯正のバイト先10軒と、 マンモス歯科医院で一般歯科医として学びました。 マンモス法人で、ドクターが40人いる中 一般歯科診療のみでTOP10入りしたので いい気になって開業。 開業目指す歯医者に向かって若いころの自分に向かって書きます。 質問は、ツィッターでどうぞ。@haisyanokaigyoi
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