問題提起
歯医者が開業してたら緊急事態宣言をどう受け止めているのかを解説します。
→一般の人で歯医者にいっていいのかどうか迷っている人
→ 歯医者緊急事態宣言のときに、歯医者の院長がどう考えているのかがわかる
結果の根拠
→ 歯医者で卒業後、研修医→大学院→開業医でバイト。居抜きで開業して現在4年目。まさに、休診とするか続けるのか悩んでいます
読者の行動
→いま歯医者にいくべきか、キャンセルすべきかが自分で判断できる
結論は、
緊急性があるのは下記の通りです。原文の参考文献も載せます。
〇歯の激しい痛み、
〇止血困難な出血
〇歯を抜いた後の痛みや消毒
〇膿がでて痛みがある腫れ
〇歯の脱臼や歯が折れた場合
〇全身麻酔する前の歯科治療。
〇仮り歯がとれたときのかぶせ物の装着
〇矯正のワイヤーによる突き刺さり
〇根っこの治療の薬の交換
〇使用困難な入れ歯の調整
〇抜歯のあとのぬった糸の抜糸
〇進行した虫歯で痛みがでるもの
などです。
参考文献
もし、ご自分の歯科治療が、緊急でないとご自分で考えられる方は、かかりつけの歯科医院にご相談ください。
さらに深堀すると。。。。
ニューヨークタイムズの記事
看護婦さんより、右上だし、歯医者と歯科衛生士めっちゃ感染リスクたかいじゃーん。
昨日でた厚生労働省の通達
歯医者をやっていればみんな思うことです。
歯医者をやっていれば、削った歯のカスや、削っていた歯に反射した水が目に入ったり、いま、口から出したばかりの入れ歯を削っているときに顔に削りカスが飛んできたり日常のことです。
歯ブラシ中に出血して、なぜか「ピッ」と跳ねて目に入ったり、簡単だと思った抜歯が、歯の頭が折れて滑って自分の指を突き刺したり、浸麻しようとして、手袋にひっかかって患者さんを刺したあとの針が自分の指にささったり。。。。
印象とったり、削っている最中とか、根の治療の最中に患者さんがむせたりくしゃみをしたりなんでもあります。
できれば歯医者も休診にしておとなしくしていたいんです。
通常、歯医者は数千万かけて開業してます。
その返済たるや月々数十万です。テナント代も数十万のものを借りてます。
だから、休診となると借金地獄になります。
また、スタッフのこともあります。
休めばスタッフのお給料も開業医の負担になります。
補助金が出るといわれても、補助金の申請は社会保険労務士さんにお願いするか、院長が休診日にいかなくてはなりません。
事務員なんか雇えるほどの余裕は町の開業医にはありません。
普段診療していたら、補助金の申請なんぞ無理です。
スタッフ自身が給料なくてもいいから休診したいというのであれば話は簡単ですが、
スタッフにも生活がかかってますので、休診や、休んでいただいたとしたら雇用を確保できません。
今日はレセプト出す締め切りギリギリだったので、ここまでです。
それではまた明日