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開業する前に知っておきたい歯医者で開業して儲けるために大切な考え方

開業する前に知っておきたい歯医者で開業して儲けるために大切な考え

歯医者で開業して、儲かるためにはどうしたらいいのかそんな疑問にお答えします。

→歯医者で開業して儲けたい
→いま勤務して収入はおちついてるけど、職場にいずらい、開業して儲けたい
→ 開業しても勤務でもらっているより収入が上がるのかなー

そんな読者の疑問に答えます。

この記事を読むことで
開業して儲ける方法がわかる
開業して儲けるのに必要な知識がわかる

歯医者で開業して、4年間継続している。なんとか生き延びています。
開業前に自分が知りたかったことを書いてます。

歯医者で開業して儲かるかどうかを考える前に、まずあなたが、どれだけ稼ぎたいのかということを考える必要があります。

分院長を転々としている私の友人は、来月から固定で月60万円で働くといってました。コロナのことなどありますので、患者0でも、オーナーが月60万円保証してくれるのであれば、私がその分院長をやりたいくらいです。

開業を考える上で、必要なお金についての記事を書きます。

1 自分がどんな規模でお金を稼ぎたいのか逆算しよう。

1-1、あなたはいくら手元に残したいのか?

まず、あなたは、今の給料をどうしたいですか?あげたいですよね。

月60万円で、12か月働けは年収720万円、手取りだと600万くらいでしょうか。

その金額に対して、あなたがもっと稼ぎたい月120万円自分の手元に残したいとします。
すると税金を引く前に月150万円くらいは残っていることが必要です。

月150万ですね。これにざっくり、家賃が月20万円、スタッフ一人16万円、技工代が15万円、材料代が10万円、借金の返済25万円。

さあ、いくら売り上げが必要でしょうか。

150+20+16+15+10+25=236万です。

およそ24万点です。
24万点x12か月で年間3000万円弱の病院を作る感じですね。

24万点を、週休2日の20日であげるのであれば、

一日1万2千点 をあげる必要があります。

デンチャーとか大きなセットがなければ、平均500点ですから、24人みる必要があるということです。

どうでしょうか。一日24人も開業していきなりくることはありません。
はやっているドクター一人の病院でそんなものです。

あなたがいま勤務している病院で、スタッフを何人もつかって、ガンガンけずって一日2万~3万点平均でまわすドクターが通常開業するのでしょうが、その同じ環境を作るのが大変なんです。

1-2、開業したら儲かるのではない。

このように、勤務のときは、25%とか、20%とかで歩合で働くかたもいると思いますが、歩合で20%とか25%とかは、とてもいい条件です。
実際に診療で手に入ったお金は、どんどん消えていきます。

1-3 自分がどういうスタイルで仕事をしたいのか

開業には、スタッフを何十人もやとって、ユニット10台いれる大きな病院と、ドクター一人、スタッフ一人、ユニット2人でやっている病院もあります。

それは、あなたが決めることです。
とても重要ですので、業者のいいなりにならずに自分で決めてください。

勤務で儲かってたドクターには、大きな病院を業者は進めます。たくさん借入できて、たくさんユニットが売れるからです。

もし、小さく一人でやるのを決めたならば、月の売り上げは20万点くらいが目安だといわれてます。20万点でほどほどです。35万点あると余裕です。

私が、スタッフなしで受付、導入、電話取り、診療、お会計、石膏つぎ、器具滅菌などすべて一人で一か月やったとき14人くらいみて。700点くらいでしたので、毎日平均1万点弱くらいです。1日1万点目標で20日で20万点です。

あなたは、200万から、テナント20万、材料10万、技工代25万、借金の返済25万、電気水道ガス、リースなど10万、人件費20万で手元に200ー20-10-25-25-10-20=90万円です。

Max90万円x12か月で年間でMax1080万、手取りだとMax900万くらいでしょうか。

実際、歯科医師の平均年収は700万くらいなので、月間200万も行かないか、経費が大きくて、手元にはそんなにのこってないでしょう。

これで儲かってますか?一人で、好きなようにやるのであれば、このくらいがちょうどいいです。

これ以上あげたければ、人を雇うしかありません。

衛生士をたくさんやとって、自分ができることをどんどん衛生士にやってもらって、活気が出たところで、自分はインプラントなどの高額の治療をやることになります。

一億いく歯医者は、役割分担で、衛生士の単価、ドクターの単価をあげていくビジネスモデルで、それ以外に方法はありません。

小さな病院で、もし、収益をあげようとすれば、自費に特化するしかないのですが、自費こそ、一人でやっている病院ではなかなか入りづらくなります。

単純に、「一人でやってる=つぶれて逃げそう」と患者さんが思ってしまうからです。

あなたも、もし、高級車かうなら、しっかりしたディーラーか大きなお店で買うはずです。一人で、一台だけ置いてあって、小さなお店では、どんなに安くても買わないはずです。

2. 目指す開業方法のスキルを手に入れよう

以上のことから、小さくやったらほどほどしか儲からない。大きくやったら儲かることがわかったと思います。
コンサルタントをつけるのは、大きな病院ばかりです。小さな病院でコンサルタントをつけると、必ず病院を大きくするようにいわれます。

つまり、儲けたかったら大きくやれ。

大きくやるために必要なスキルはなんですか?
スタッフが指示通りに動いてくれることだったり、スタッフが協力して働ける環境づくりです。

そう、「マネージメント」なんです。

んじゃ、スタッフはたくさんあつめた、指示通りうごいてくれる。どんとこい! あれ?患者が少なくて、スタッフあまってるから、もっと患者呼ぼう!

そう、「マーケティング」なんです。

大きくやる、儲かるビジネスモデルにするしたいのであげば、マネージメントと、マーケティングを学びましょう。

これらで儲かる歯医者になったとき、あなたの年収はどうなるでしょうか?

諸経費、人件費が増えます。自分だけだったら、こんなに備品が壊れないのに、スタッフが増えると、備品がなぜか壊れまくります。材料代がたんまりかかります。
自分だけのときには、何年も壊れなかったものが、スタッフが入ると、数か月でこわれて修理修理の繰り返しです。
そんなこんなで、1500万~2000万くらいの年収までなります。

え?3000万しか売り上げない病院で、院長900万くらいで、1億うりあげて2000万くらいなの?計算おかしくない?

これが実際です。

大きくすればするほど、人件費も材料代も、税金も!あがりますので、手元に残るのはこのくらいです。

一番きついのは大きくしようとして、設備や、人を増やしたのに、患者が思ったようにこないパターンです。これでつぶれます。
私は、これで、貯金を800万失いました。

3.まとめ

大きくやるのか、小さくやるのか、どのくらいの売り上げ目標を立てるのかで、医院の規模はかわります。

物件がみつかったら、この物件を生かして規模も考えようと考えない方がよいです。小さい規模でやろうとしていたドクターが、いい物件があったからといって大きくやってしまうと、とんでもなく苦労します。先に大きくやっても小さくやっても大丈夫なようにどちらも勉強しておくのがいちばんよいです。

勤務医を雇えるようなところは大きな病院です。

スタッフがたくさんいるような病院にいるときは、その場で学べることをまなんでおきましょう。そのとき、一人でもやれるように、受付業務や、片付け、会計の締めなども、手伝いながら学んでおくとよいですね。

というわけで以上です。

あしたもお楽しみに。

ABOUT ME
歯医者の開業医
都内の歯医者。開業して4年たちました。 歯科大学卒業後、口腔外科で研修し、矯正科大学院。 診療の実践勉強と開業の実践勉強は、矯正のバイト先10軒と、 マンモス歯科医院で一般歯科医として学びました。 マンモス法人で、ドクターが40人いる中 一般歯科診療のみでTOP10入りしたので いい気になって開業。 開業目指す歯医者に向かって若いころの自分に向かって書きます。 質問は、ツィッターでどうぞ。@haisyanokaigyoi
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